機械割について説明します
機械割とは
[機種名] スペック のように調べると以下のような表を見ることがあるかと思います。
これは前回説明した「設定」に対して、どのぐらいの出玉が見込めるか?を表した数値になります。
例を踏まえながら説明します。
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アイムジャグラーの機械割
「アイムジャグラー」で検索したページに飛ぶと以下のような表を目にします。
設定 BIG REG 合成 機械割
設定 | BIG | REG | 合成 | 機械割 |
---|---|---|---|---|
1 | 1/287.44 | 1/455.11 | 1/176.17 | 96.9% |
2 | 1/282.48 | 1/442.81 | 1/172.46 | 97.8% |
3 | 1/282.48 | 1/348.60 | 1/156.04 | 99.9% |
4 | 1/273.07 | 1/321.25 | 1/147.60 | 102.0% |
5 | 1/273.07 | 1/268.59 | 1/135.40 | 104.2% |
6 | 1/268.59 | 1/268.59 | 1/134.30 | 106.6% |
右端に「機械割」の列があります(間の列はいったん無視で)
設定と機械割だけ抜き出すと以下のようになります
設定 機械割
1 96.9%
2 97.8%
3 99.9%
4 102.0%
5 104.2%
6 106.6%
このパーセンテージが「賭け金に対し、どれぐらい出玉が見込めるか」を数値化したものです。
つまり設定6は1万円賭ければ、10660円ぐらいで返ってきますよ。ということになります。
え?660円だけ?と思うかもしれませんが、パチスロの賭け金の考え方は「現金を1万円賭けたら〜」みたいな考え方ではありません
パチスロは「1回転あたり3枚のメダルを掛ける」という考え方になります。
そしてメダル1枚当たりの価値は、お店や環境によって変動します。
ここでは最も一般的な1枚20円の考え方で進めます。
この考え方にすると「1回転あたり60円(メダル3枚×20円)を掛ける」ことになります。
パチスロは1日中回すと、だいたい8000回転回すことができます(この計算方法もいずれ記事にします)
つまり、1日回すと48万円掛けることになります。
えええぇ?そんな大金かけたくない・・・と思うかもしれません。
実際はそんなに賭けていることになりません。
なぜなら途中でメダルの払い出しがあるからです。
パチスロのフローとしては、1万円で大当たり→大当たりでメダル300枚出る→メダルで打つ→大当たり→メダルで打つ→・・・
となり、このフローでは実際には1万円しか賭けていません。
回転数で考えると、48万円賭けているように見かけ上は見える。
ことになります。
48万円賭けていると考えると、設定6(106.6%)を1日回した場合の1日の収支は
60[円]×8000[回転] × 6.6[%] = 31680
となり、かなりの期待値が見込めることがわかります。
まとめ
まとめると、
機械割とは、<機種>と<設定>を合わせて、どれぐらいの収支が見込めるかを表したもの。
<実際に掛ける金額>と<機械割>は結びつかない。
<回転数>と<機械割>が結びついて期待収支は計算する。