用語解説

パチスロの「前兆」と「ガセ前兆」について

前回の記事で出てきました「前兆」について説明します

前兆とゾーンの関係

「ゾーン」について前回「当たりやすい区間」と説明しました。

厳密には異なり、当たりやすい区間というよりは、当たりが振り分けられやすい区間というのが正しいです。

どういうことかというと、あらかじめ当たるゲーム数が決まっているということです。

この当たるゲーム数のことを規定ゲーム数と呼びます。

例えば前回上げた番長2は規定ゲーム数というのが200G~232Gや400G~432G振り分けられます

この振り分けは前回ボーナスを引いた時点で決まります。

このある一定のゲーム数に到達した際にボーナスが当選する台ゲーム数解除型といいます.

しかし,一定のゲーム数に到達したからといってその場ですぐに当たるわけではありません

「前兆」と呼ばれる客側の期待を煽る演出があるのです。

ゾーン当選時の挙動と前兆

では,また番長2を例にあげながらゾーン当選の流れを理解しましょう.

まず、一度ボーナスに当たったとします。

このボーナス当選時,または,ボーナス中の抽選により,次回解除ゲーム数が決まります。

このとき解除ゲーム数が220Gになったとしましょう。

すると220G到達時にパチスロの画面が普段と違う動きをします。

その違う挙動は機種によって様々です。番長2だと「第1消灯ハズレ」という挙動が有名です。
↓画像のように左リールを止めた際に画面の左側が暗くなります。

この普段と違う動きが「前兆」です.

前兆が始まると番長2では32G以内にボーナス確定の告知がでます.

つまり220~252Gでボーナスに当選するということです.

220Gで解除決定→220G到達→画面ざわざわ→220~252Gボーナス告知

という流れでボーナスを獲得することになります。

しかしこれは220Gでの解除が選ばれた場合の話です

では420Gが解除ゲーム数に選ばれていた場合どうなるのでしょうか?

420Gになったら同じように前兆が来るのですが、実は220Gあたりでも前兆が来ます.

しかし252Gで解除されることはありません。これが「ガセ前兆」と呼ばれるものです。

これに対し、先ほどのように実際にボーナス当選する前兆は「本前兆」といいます。

本前兆とガセ前兆の見分け方は?

ここまで前兆についての説明、および、前兆には本前兆とガセ前兆があるという説明をしましたが、見分けることはできるのでしょうか。

実はガセ前兆と本前兆を見分ける方法はありません

もちろん、台の演出を見て予想することはできます。

あたりそうだなーとかこれはなさそうだなーとか予想することができ、だいたいその予想はあたります。笑

しかし前兆終了まで,それがガセであると思っていてもやめることはできません。当たる可能性があるからです。ええ!今のであたるんか・・・と驚くこともあるのです。

前兆について最も大事なこと

発生している前兆が、本前兆なのかガセ前兆なのかを見分けることは、さほど大切ではありません。

大切なことは前兆が発生しているかどうかを見分けることです。

では、前兆が発生しているかどうかを見分けることで、どういったメリットがあるのでしょうか?

また、番長2を例にして説明します。

番長2では210~232Gの間に前兆が発生します。そして32G間前兆が続きます。

よって、232Gで前兆が発生した場合264Gまで打ち切る必要がでてきます。

ですが、前兆が発生せずに233Gまで到達した場合233Gでやめることができます。

この差は大きく1000円ほどの節約になります。

つまり、「前兆が発生していない」と見分けることができれば、無駄な投資を抑えることができる。ということです。

まとめ

前兆には本前兆とガセ前兆がある。
本前兆かガセ前兆かどうかを見分けることが大事なのではなく
前兆が発生しているかどうかを見分けることが大事である。

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